2019年01月25日

さくらますとヤマメ 運命の分かれ道はいつなんだらう


さくらますのカルパッチョ

熟成した身をお刺身で食べると食感はもちもちっとしています!

さくらますとは
ヤマメが海や湖などで巨大化した個体を一般的にサクラマスと呼びます。

ヤマメとサクラマスは同じ種類の魚だということです華奢なヤマメとあの迫力満点なさくらますが、同じ親から産まれたなんて信じられませんね!

卵から稚魚になりそこから川に残る個体と海へ向かう個体がいます!
本州の北の寒い地域ではメスは全て海へ向かい雄も一部は海にいくそうです
本州の暖かい地域では雄も雌も川に残るそうです

興味深いのは
卵の段階では川に行くか海に行くかは決まっていないそうですじゃあどの時点できまるのでしょうか

稚魚になりました!
頑張って沢山の餌を食べて大きくなった稚魚と
少ししか餌を食べず小さい稚魚
どちらが海に行くのでしょうか?

ダーウィンが来た❗
で答えがわかりました!
なんと私の予想とは違い小さな雄の稚魚がすべてのメスの稚魚と共に川を下るそうです!!
大きな雄が川に残るそうです

そして海から大逆転したサイズで川に戻ってくるそうです!

産卵の時期には、桜色のようなキレイな婚姻色が体に表れます。
川に戻ったさくらます同士がペアになり産卵、受精すると小さなヤマメがこそっと割り込んで自分の子孫を残すそうです!
やっぱり不思議な生体ですね!

私の勝手な妄想も入ってるかもしれませんが
調べて行くと興味が益々わいてきます!

そんなさくらますが食べれるのも期間限定です
是非貴重なさくらますを思いを馳せながらお召し上がりください!